駐在して経験を積みたいと思わせる記事です。国内勤務でもある程度は英語を使える環境にいますが、やはり駐在経験が欲しい.....
労使交渉の相手はロックガイシの組合員ではない。上部組織のUE(全米電機ラジオ工労働組合)が送り込む百戦錬磨の弁護士だった。
60年代にも米国駐在経験があり英語にはそれなりの自信があった。「会社存続のために労使協約の改訂をのんでほしい」。私は切々と訴えたが相手はけんもほろろだ。
「業績が悪いのは経営の責任だ」。まったく勝算が立たず、最初の労使交渉は惨敗した。ちなみにUEは今も最強硬派の労組として米国経営者に恐れられている。
実は私にかかるプレッシャーは労組からだけにとどまらなかった。合弁先のGEで手ごわいトップが誕生していた。(日本ガイシ特別顧問)
Source: (私の履歴書)柴田昌治(15)ロックガイシ 勝算なき合弁立て直し 労使交渉、百戦錬磨の労組に惨敗 :日本経済新聞
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