90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

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欧米人と日本人の骨盤 (お尻) 欧米人のお尻はなぜあんなな高い位置にあるのか!?

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欧米人と日本人の骨盤 (お尻)欧米人のお尻はなぜあんなな高い位置にあるのか!? その理由は、欧米人は骨盤が前傾しており骨盤が立った状態だからです。日本人より欧米人の方が5度から10度程度、前傾しているらしいです。

日本人より欧米人の方が大腰筋の筋力があります。

大腰筋が発達すると、腰が前湾になり、ヒップが上がります。骨盤を前傾させるためには大腰筋を鍛えます。欧米人は骨盤が前傾して正しく立っているので太ももの裏のハムストリングスが収縮されています。これが欧米人は身体の後ろ側に筋肉がつきやすい理由なのです。

これに対して日本人は骨盤が後傾していて正しくたっていないので太ももの前の筋肉の大腿四頭筋が収縮されて、下腿部ではふくらはぎが収縮します。これがアジア人が身体の前に筋肉がつきやすい理由です。

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人種によって働く筋肉が違えば、筋肉のつき方、スタイルや体型が違ってきます。欧米人と日本人のスタイルの違いは骨盤の位置。

 

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 骨盤を前傾させるとハムストリングス(半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋)が収縮し、骨盤を後傾させると大腿前面(大腿直筋)が収縮する。骨盤を前傾させれば加速し、後傾させればブレーキがかかる。だから日本人は足遅くてジャンプ力がないのです。

「骨盤おこし」「骨盤をたてる」

 骨盤の可動には「骨盤前傾」「骨盤の立った位置」「骨盤後傾」があります。普段「骨盤後傾」に慣れてしまっている人は「骨盤前傾」の感覚がわからず背中や腰で曲げて「骨盤前傾」だと勘違いしている人が多いです。

 骨盤を立てた位置が基準で「骨盤前傾」「骨盤後傾」は考えなければいけません。黒人選手と日本人選手の骨格や筋肉の比較をされますが、私は骨盤の位置に注目しています。黒人選手のヒップラインは日本人選手より上がっていてきれいです。これが骨盤が立った状態なのです。

 

骨盤を立たせたら、立位時の脚の筋肉の確認が必要です。

 

骨盤が正しく立っていたら腿の裏のハムストリングス(半腱腰筋、半膜様筋、大腿二頭筋)、下腿部では脛の筋(前脛骨筋)の収縮が確認されるはずです。

 

骨盤が正しくたっていなかったら腿の前の大腿四頭筋(大腿直筋、中間広筋、内側広筋、外側広筋)、下腿部ではふくらはぎ(下腿三頭筋、ひらめ筋)が収縮します。

 

このように立位時の働く筋肉が違えば、動作時の筋肉の働きも当然違ってきます。私は黒人選手と日本人選手の違いは使う筋肉を変えてしまう骨盤の位置だと思います。

 

骨盤を正しく立てれるようになってはじめて「骨盤前傾」「骨盤後傾」の感覚を掴むことができます。

 

基本は土台作り!

 

運動能力を高める為には「骨盤おこし」トレーニングで正しい骨盤の位置を掴むことが必要です。

 

大腿骨を外旋させると骨盤前傾、大腿骨を内旋させると骨盤後傾である。

 

骨盤が後傾すると腰椎の前湾は減少します。
極端状態は「腰を丸めた姿勢」です。

でも、ここでは腰を丸めるまではいかない状態ことをいっています。

見た目にはお尻から腰にかけての起伏が少ない状態になります。

そして、骨盤が後傾するとお腹側が縮むので上半身がそれに合わせて丸まります。

そうなると立派な猫背のできあがりですね。。

猫背の人は横からみると頭と肩が前に出た非常に首・肩がこりやすい姿勢になってしまいます。

また、背中側に注目すると背中・腰・お尻にかけての凹凸が減少しメリハリのないラインになってきます。

このように、猫背は見た目がかなり悪いです

そして、さらにこの姿勢は見た目が悪いばかりでなく、内蔵や背骨にも悪影響を与えます。

まず、お腹側縮むことにより腹腔(お腹の中の空間)が小さくなり内蔵が圧迫された状態になり機能低下の原因になります。

そして背骨の椎骨の間にある椎間板にも非常に大きなストレスをかけ、ヘルニアなどの原因にもなります。

骨盤を前傾させると見た目はそれほど悪くなりません。

が、後傾は見た目も悪いし体にも悪いという感じですね。

欧米人ほど腰を反らせろとはいいませんが適度に反った姿勢を取るようにしたいものです。

骨盤を横から見たときに前に傾いているのが前傾、後ろの傾いているのが後傾と呼びます。

具体的には下図を見てください。

実は骨盤の角度は民族によって傾向が異なります

一般的に西欧諸国やアフリカ系などいわゆる狩猟民族は骨盤の前傾が大きいです。

ラソンで走っている黒人選手の姿を思い浮かべてみてください。

腰が反ってお尻がツンと上がったいます

体重や上半身をうまく使った走りをするには骨格構造上骨盤が前傾しているほうがやりやすいのです。

つまり、狩猟系の民族は走って獲物を追いかけるというライフスタイルのために骨盤が前傾した骨格へと適応しているわけです。


一方、日本人は農耕民族です。


走り回る必要性もそれほどなく、わら踏みなどの動きではむしろ骨盤を後傾している方がやりやすいです。

そういうライフスタイルのために日本人は骨盤が後傾した骨格となっているわけです。

もちろん、個人差と生活環境の違いの影響も大きいですが、こういう傾向があることは頭の中に置いておいた方がよいです。


ちなみに生活環境の違いの例としては陸上競技をしている人などは骨盤の前傾が大きく、デスクワークばかりの人は骨盤の後傾している人が多いです。

日本人は足踏みするとその場で何回でもできるが、欧米人は前にすすんでしまう。推進系の欧米人とlanding系の日本人もしくはアジア系といえるかもしれませんん。この着地に向いているというのは明らかに骨格系な どの要素がからんでいるものと思われます。反面、基礎ができていないというのも、何か日本人の特性、つまり気質や筋骨格系に起因しているのでしょう。

着地にむいている、つまりこれは骨盤が後傾つまりは仙腸関節がWPI傾向にあるからと思われます。スケーティングで後傾はあまり考えられませんから、その中でも後傾要素として仙腸関節レベルで日本人は向いているのです。基礎ができていないというのは骨盤に歪みが生じやすい日本人は、欧米でやっている基礎的なドリルやエクササイズではいわゆる体幹、軸ができないのです。欧米では普通にエクササイズすれば軸ができるのですが日本人は特に前額面上にて歪みがでやすいのです。だからこそ器用な日本人ができたのです。欠点や問題があるからこそ自己を見つめ、気付きが得られるのです。

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