90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

語学と運動の不思議な関係性 - 語学習得には「体を動かす」のが正解だった

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New York Timesの記事です。私は洋楽学習方法のご紹介で英語を聞いて声に出す重要性を強調してきましたのでこの記事はとても興味深いです。出だしから面白いです。

オンライン学術誌「プロスワン」で発表された最新の研究論文によれば、外国語の授業の最中に運動を行うと新しい単語を覚えたり意味を理解する力が高まるという。「頭に働きかけたいなら体を動かすといい」という考えを裏付ける新たな証拠が加わったわけだ。

実験結果(結論)

各授業の後で受けたテストでは、バイクこぎをした学生たちのほうが座っていただけの学生たちよりいい成績を収めた。

また、文章が正しいかどうか見分けるテストでもバイクこぎをした学生たちのほうが好成績だった。もっとも、何度か授業を受けるまで、両者の差ははっきり見えてはこなかった。

最も興味深い点は、習得した語彙であれ単語の意味の理解であれ、バイクをこいだグループのほうが「長持ち」したということだ。授業終了から1カ月後に行った再テストでも、バイクこぎグループのほうが単語を多く覚えていて、文章で使われたときの理解も正確だった。

論文の共著者であるビタサルーテ・サンラファエーレ大学(イタリア)のシモーネ・スルピツィオ教授(心理学・言語学)は、「この結果は、学習中に体を動かすとより効率よく学べるようになることを示している」と語る。

スルピツィオ教授によれば、運動の効果は記憶を助けるだけにとどまらない。新たに覚えた単語の使い方への理解度もアップするという。

 

Source: 

語学習得には「体を動かす」のが正解だった | The New York Times | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

文字通り、運動しながら語学学習をするのですね....現実的には歩き回りながらが限界かなと思います。。