最初の入りはサビからスタートのほうが学習に抵抗を持たずに学習に入れると思います。
洋楽は「サビ」がすべて
曲が決まり、対訳を読んでその世界観が気に入ったらリスニング開始。といっても、ただ何度も繰り返して聴くだけ。「英語を聞き取ろう」と考えずに、ただ「いい曲だなー」と音楽に浸ることが大切なのだそうです。
そうやって曲の世界に入り込むと、歌詞が気になってくるもの。対訳を思い出し、具体的なシーンを頭に思い浮かべることができるようになるわけです。そして次は、「サビ」の部分だけに聞き耳を立ててみる。ご存知のとおり、「サビ」とはその曲のハイライト部分。テレビやラジオで繰り返し耳にすることも多いだけに、耳が慣れ、比較的聞き取りやすいわけです。
「何回聞いても英語が聞き取れない」と悩んでしまうとしたら、それは曲の頭から終わりまで、すべて聞き取ろうとしているから。1曲は3分程度ですが、3分間集中して英語を聞き続けることは現実的に大変。一気に聞き取ろうとすると、挫折を招きかねないのです。
そこで、まずは「サビ」だけに集中してみる。そうすれば、思いのほか英語を聞き取ることができることに気づくといいます。しかも「サビ」には魅力的な英語がふんだんに使われているため、そのフレーズを覚えるだけでも、実際の会話で使える英語フレーズが身につくというのです。(49ページより)