年収の高さは魅力です.....実力が伴えばの話ですが、、、
慶応大4年女子のBさんは3年生の夏に米国留学から帰国。英語を生かし翌年春までに外資系投資銀行2社から内定をもらい、最初にインターンに参加した会社に決めた。就活情報の取得ルートも違う。「リクナビやマイナビなどの大手就活サイトだと外資系の採用情報は分からない。専門の情報サイトを使っていた」という。
ワンキャリアの北野氏は、外資系企業をめざす学生の動機を2つに類別している。一つは「実力主義」だ。「実力次第では、20代でもパートナー(役員)になって数千万の年収を得ることも不可能じゃない」(北野氏)。そこまでのスピード出世でなくとも30代前半で1500万円の年収は十分に見込めるという。
米国留学を経て今年、都内の国立大大学院を卒業する男子学生、Cさんは、大手シンクタンクと外資系コンサルの両方から内定をもらい、悩んだ末、後者を選んだ。大手シンクタンクもエリート集団で知られるが、先輩からの話を聞くうちに考えが変わった。
せっかく身につけた英語が使えないのも....
外資系企業で力を発揮する英語力も、日本企業で宝の持ち腐れになるケースが多い。海外の大学院を卒業後、新卒で大手教育関連企業に入社した30代の男性Fさんは、「英語力が強みになると、人事にも口説かれて英語の商品を国内向けに販売する部署に配属された。しかし、実態は海外とのやりとりもなく、グローバルな環境ではなかった」という。彼はその後、ふたたび海外に向かった。
入社試験で「外資系は競争が激しいが、うちなら海外で活躍できる」と人事担当者に口説かれても、「数年間は国内で修業してから」と順番待ちにあったり、翻訳の仕事をただ押しつけられたり、といったケースは後を絶たない。
Source:「やっぱり外資」 日本企業をあきらめる学生たち :日本経済新聞
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