Safari Man – 洋楽歌詞の和訳で英語学習

洋楽(Pop、R&B、EDM、HipHop、Rockなど)を素材に、日常会話で用いられる英単語・英語表現を紹介。「洋楽の歌詞の脚注」がこれほど大きな価値をもつとは誰も予想していなかったと思います。歌詞の意味を知りたいという需要は想像以上に巨大です。洋楽の歌詞には、人生について、現在の社会や世界について、さらには経営について学ぶところが極めて多いと常日ごろから思ってきました。-Genius創業者

洋楽を使って勉強した学生の語句の使い方が日本人離れしていました。言葉に対する感性が語感レベルで違っていたのです。

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日経ビジネスのあるコラムには、洋楽で英語を覚えた学生の書く英語がとびぬけて素晴らしく英語圏で育ったと勘違いするようなほどの学生がいたと書いてありました。

そのコラムの中で、なぜ洋楽で英語を勉強することで高い英語力を付けられたかを非常にわかりやすく説明している文章があったのでご紹介します。

歌詞には様々な文法ポイントが含まれていますので、これを覚えるということは、英文の規則性を身に付ける事にダイレクトにつながります。語順はその典型例でしょう。

洋楽学習では、聞いて、歌詞を目で見て(理解して)、声に出す(歌う)を様々な曲を素材にして行うので多くの感覚機能を使って英語の語順などの規則性や英語表現を身体で学べます。そのようにして深く身に着けた英語表現を応用して英作文を行っているのだと思います。一つの英語表現を暗唱し、それを応用できるくらいまでのレベルまで体に落とし込んでいるのです。

その上、歌詞は、抒情豊かで意味的に洗練されているため、文法書の無味乾燥な例文よりもはるかに身に付きやすいと言えます。

洋楽の歌詞は洗練されております。こちらのコラム"好きな洋楽歌詞のライン"でも詩の美しさを独断と偏見でセレクトしてご紹介しております。

 

 いずれにせよ、当時浪人生だったその彼の英文は、それまで見てきたどの英作文よりも飛び抜けて英語らしく、私はてっきり彼が英語圏で教育を受けたものと思い、「どこに何年住んでいたの」と聞きました。ところが、それに対して彼は、「いいえ。海外に住んだことはありません」と答えたのです。これには二度驚きました。

 よく話を聞いてみると、彼は中学に入ったころから大の洋楽ファンとなり、歌詞を懸命に覚えただけでなく、添えられている和訳を読むだけでは満足できずに、辞書などを調べて原文の意味を理解しようとしたというのです。楽しいから歌詞の意味を理解しようとし、そのまま覚えて、歌った――彼にとっての「英語の勉強」というのは、たったそれだけだったわけです。もちろん、学校での学びもある程度は意味があったかも知れません。しかし、書いた英文から判断して、その英語力の大半を歌詞からつかみ取ったことは間違いありませんでした。

Source: 洋楽のパワーで英語力を伸ばす:日経ビジネスオンライン