Safari Man – 洋楽歌詞の和訳で英語学習

洋楽(Pop、R&B、EDM、HipHop、Rockなど)を素材に、日常会話で用いられる英単語・英語表現を紹介。「洋楽の歌詞の脚注」がこれほど大きな価値をもつとは誰も予想していなかったと思います。歌詞の意味を知りたいという需要は想像以上に巨大です。洋楽の歌詞には、人生について、現在の社会や世界について、さらには経営について学ぶところが極めて多いと常日ごろから思ってきました。-Genius創業者

洋楽英語学習では母語=歌詞和訳を活用すべき

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日経ビジネスオンラインで私が好きなコラム"日本語を活用した英会話習得法"の中の2017/3/25付のコラム"英語学習には欧米でも「母語を活用すべし」の声 正真正銘のプロの驚くべき発言"のテーマである母語を活用した英語学習に興味深いことが書かれていました。

 

コラム著者は、多言語話者が勉強の仕方を解説した動画や、英語圏に移住して英語をマスターした人の動画、さらには脳科学と言語習得の関係について解説した動画、授業実施例の動画などを見てき中で英語学習の権威が母語を活用すべし」と主張するのを見たとのことです。

その権威といのは、欧米の英語教員、大学や語学学校などで外国人に英語を教えている先生たちの先生、つまり「教員の中の教員」Philip Kerr氏という方です。以下、彼の発言です。

 

彼の論旨を簡単にまとめますと、「英語を英語で教えるという発想は誤っている」ということです。そして、「母語をうまく活用する」ことが効果的な英語学習の必須条件だと主張しています。

以下、コラムの著者のまとめコメントですが、母語を使用して英語の理解を助けるということです。洋楽を使用して英語を学習する方たちには、英語の歌詞(スクリプト)だけではなく歌詞の和訳を活用して理解の助けにした方が上達が早いとうことです。

 

 Phillip Kerr氏の論を待つまでも無く、母語が、外国語よりも深く広く習得されていることは120%間違いありませんので、これをうまく活用して語彙を増やし、文法をシンプルに学ぶようにすると、英語の学習効率は数倍違ってきます。ある程度のレベルになっても、訓練として英文を音読などするときには、必ずまずその和訳に目を通し、脳を起動した状態にしておいてからトレーニングすることが大切です。

 そのぐらい母語を活用しないと、音読やシャドーイング、さらにディクテーションという、かなり集中力のいる、深い訓練を行っていても、頭は「うわの空」の状態になりがちで、学習効果は上がりません。

 また、母語と英語を結びつけておくと、その巨大な情報のネットワークが活用できるようになりますので、例えば英語で話していて、語彙や表現がタイムリーに思い出せなくても、バックグランドで母語のネットワークが起動して「別の表現」を見つけ、引き出してくれ、そのギャップを埋めることができます。

 日本語を活用すると、無理なく、確実に、強力な英語の基盤を作ることができます。「aggravate」や「ramification」という言葉を見ても、何の問題もなく意味が分かる――このレベルの語彙があると、よほど専門的な分野でない限り、どんな英語でも読んだり聞き取ったりできます。もちろん、TOEIC程度であれば、知らない語句はほぼゼロになり、あとは「慣れ」を養うだけで800点台に無理なく到達できます。