90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

日本人の45%は「下戸」 しかし鍛えれば強くなる

 

個人的経験で、酒は強くなると実体験があります。ビール2~3杯でダメになってしまった私が、今では日本酒・ワインなどを何杯か飲んでも問題ない状態です。

ただ日経ビジネスの記事によると、強くなる人には条件があるらしいです。

面白いことに、「“強い遺伝子”と“弱い遺伝子”をそれぞれ持つ人は、ほどほどに飲めそうな感じがしますが、初めは限りなく下戸に近い状態。しかし、飲酒の機会が増えることで、強さが増していくタイプです」(浅部先生)。“強い遺伝子”を持っているにもかかわらず、「自分は飲めないタイプだ」と勘違いしている人も少なくないのだという。 

 

飲むと酒が強くなる原理

アセトアルデヒド脱水素酵素は、アルコール代謝を繰り返すうちにその活性が徐々に高まっていきます。さらにもう一つ、アルコール代謝を担うチトクロームP450(以下、CYP3A4)という酵素も、同じく活性が上がります」(浅部先生)。

 CYP3A4は主に、薬物の代謝を行っており、肝臓に多く存在する。CYP3A4の活性が上がると、酒の量が増えても不調が表れにくくなるだけではでなく、酒を飲むと顔がすぐ赤くなる人は赤くなりにくくなる。残念ながら、CYP3A4の活性を数値化して確かめることはできないが、以前よりも酒に強くなった実感があれば、CYP3A4のおかげかもしれない。

 

ただし注意が必要 アル中になる可能性.....

アセトアルデヒド脱水素酵素の活性は個人差が大きく、無理に“鍛えよう”などと思ってはいけない」と浅部先生は忠告する。また、「アルコール依存症に陥りやすいのは全体の50%に当たる『酒豪』ではなく、45%の『強くなる可能性があるタイプ』」だという。日々飲み続けていると、「自分は酒に強い」と勘違いしてしまいがち。次第に酒量が増え、最悪の場合、アルコール依存症になってしまう。ここまでいくと、酒に強くなるどころか、専門家の手助けが必要となる。

 酒に強くなっても、病気になってしまっては意味がない。無理をせず、その日の自分の体調と相談しながら、二日酔いにならない程度の酒量を守ること。これこそが細く、長く、酒飲みライフを楽しむコツである。

 

 

引用記事

business.nikkeibp.co.jp