ある外資系の執行役員はLINEをしているのかと思うくらいの間隔でメールがスパスパ返ってきます。西海岸のシリコンバレーでは返信のスピードが信頼を作ると言われていると聞いたことがあります。
仕事のできる人=メールの返信が早いという印象はあります。以下、東洋経済オンラインの記事ではプライベートエクイティ×公開株資産運用×投資銀行×コンサルティングで働き、海外トップMBAで学んだムギーキム氏がメール術についてのコラムを書いてあります。
--------------以下、引用------------
メール返信のスピードの違い
「仕事ができる人、できない人の差」で真っ先に思い浮かぶのは、なんといっても「メール返信のスピードの違い」である。
東洋経済新報社やダイヤモンド社で私を担当してくれている一流の編集者たちも、メールを打てば卓球のピンポン玉並みに瞬時に返ってくる。
仮に忙しくて即答できない場合でも、「メールありがとうございます。いまXXの理由ですぐに見ることができませんが、◯◯日までに熟読して返信します」と、いつごろに返答できそうなのかを迅速に知らせてくれる。
これに対し、二流の人は「遅寝・遅起き・メールの返信は永遠にせず」で、簡単な要件でも、なかなかメールの返信が届かない。そういう人とは仕事がテンポよく前に進まないし、人間関係も疎遠になってしまうことも少なくない。
「たかがメールの話でしょ?」などと侮ってはいけない。じつは「メール1本」に、「ありとあらゆる仕事能力」が如実に反映されるのだ。
つまり、「いまできる仕事はすぐ片づける」習慣の有無が、メールの返信速度ひとつに如実に反映されるのである。
「簡潔な文章」を書けるだけで、かなり出世する
【3】「効率的なコミュニケーション能力」があるか
もうひとつ、メールに関して、私も駆け出しのころに上司によく怒られたのが「同じ内容を半分の文字数で書くこと」である。
仕事能力の高い人たちは「不要な重複表現」を排除することに全神経を注ぐ。仕事ができる人に限って、短く明快なメールを一瞬で返してくる。時間をかけて無駄に長いメールを返してくる二流の人とは好対照だ。
米国の某著名MBA入試の推薦状を友人のために書いたときも、「この人は簡潔な文書を作成してコミュニケーションできますか?」という項目があったのを思い出す。こう考えれば外資系多国籍企業の大ボスには、意外と経済学部でなく文学部や哲学部出身者が多いのも偶然ではない。
「メール返信の不義理」で損していませんか?
もうひとつ、今日からできることは、とにもかくにも「即リプライ」を習慣づけることだ。
Cite from : 東洋経済
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