90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

音楽を聴くだけで英語がマスターできる方法 - ミサコロックス

英語をマスターするには、「勉強する」という考えを捨てることがはじめの一歩。

あなたの「好きなこと」を英語に結びつけることから始めましょう。


もしもあなたがアーティストの曲や木になる曲を何度もくり返し聞けば、耳が慣れて、英語の歌詞が聞き取れるようになります。歌詞の意味を調べれば、より曲の世界に入り込めて楽しめます。
さらにアーティストのPVを見て、口の動き、身振り手振り、発音、イントネーション、歌い方など、完コピしてみましょう。

いわゆるネイティブ英語が身につくだけでなく、カラオケの十八番になること間違いなしです。(「はじめに」より)

「英語耳」になりたければ洋楽はイヤホンで聴け!
言葉を覚える最初のステップは「聞くこと」。たとえば赤ちゃんは、話しかけてくる大人の言葉、あるいは周囲の会話を聞くだけで、教えられなくても言葉を覚え、使い方をマスターするものです。英語を覚える際にも、それを手本にすればいいという考え方。文法や単語のことはとりあえず忘れ、英語を聞くことに徹する。そうすることで、次第に耳が英語に慣れていくというのです。
するといつしか、知っている単語をつなぎ合わせて、なんとなく意味がわかるようになっていくもの。「なにを話しているのかまったくわからない状態」が、徐々に「意味がわかる」状態になっていくということです。
「入り口」である耳から入った英語の音が、頭にぐんぐんしみ込んでいくようなイメージ。こうしてできあがるのが、「英語耳」だというわけです。英語を聞き取り、たちどころに意味をつかめるようになるためには、「英語耳」が絶対に必要だと著者は断言しています。

とはいっても、日本語しか聞こえてこない環境において、「英語耳」を鍛えるのはなかなか困難なことでもあります。そこで注目すべきが「洋楽」だということ。しかも「英語を聞き取らなくては」と身構える必要はなし。まずは、いつでもその曲が流れ、自然と耳に入ってくる状態にして聞き流すことが大切だというのです。
そして、ここで重要なポイントが、イヤホンを使うこと。ヘッドホンでもOKだそうですが、これらを使うと外部の音をシャットアウトできるので、曲に集中でき、その世界にぐっと入り込むことができるというわけです。
大切なのは、「音が、歌詞が直接脳に入っていく」とイメージすること。息使いまでが聞こえるので、発音も自然と身についていくというのです。(38ページより)

そして、「歌に物語性がある」ことも重要なポイント。歌詞を聞き取ってその意味がわかれば、感動が深くなり、うれしくなれるということ。最近のアーティストでは、テイラー・スウィフトケイティ・ペリーブルーノ・マーズは等身大の恋愛を歌っているため、英語のリスニングに自信がなくても、なんとなく内容が理解できるといいます。

まずは歌詞の和訳(対訳)(たいていネットで検索すれば出てきます)をじっくり読んで、「どんな内容の歌なのか」「どんな世界観か」をつかんでみてください。
いくつか候補を選んで聞いてみて、その中から「この気持ち、わかるわー」と共感できたり、「この世界、好き」と心が揺さぶられる曲を選ぶのもいいでしょう。(48ページより)
大好きな一曲を見つけること。それが、洋楽を使って英語耳を手に入れる第一歩なのだということです。(45ページより)
洋楽は「サビ」がすべて
曲が決まり、対訳を読んでその世界観が気に入ったらリスニング開始。といっても、ただ何度も繰り返して聴くだけ。「英語を聞き取ろう」と考えずに、ただ「いい曲だなー」と音楽に浸ることが大切なのだそうです。


そうやって曲の世界に入り込むと、歌詞が気になってくるもの。対訳を思い出し、具体的なシーンを頭に思い浮かべることができるようになるわけです。そして次は、「サビ」の部分だけに聞き耳を立ててみる。ご存知のとおり、「サビ」とはその曲のハイライト部分。テレビやラジオで繰り返し耳にすることも多いだけに、耳が慣れ、比較的聞き取りやすいわけです。
「何回聞いても英語が聞き取れない」と悩んでしまうとしたら、それは曲の頭から終わりまで、すべて聞き取ろうとしているから。1曲は3分程度ですが、3分間集中して英語を聞き続けることは現実的に大変。一気に聞き取ろうとすると、挫折を招きかねないのです。
そこで、まずは「サビ」だけに集中してみる。そうすれば、思いのほか英語を聞き取ることができることに気づくといいます。しかも「サビ」には魅力的な英語がふんだんに使われているため、そのフレーズを覚えるだけでも、実際の会話で使える英語フレーズが身につくというのです。

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日経で「すき間時間」を徹底活用した英語勉強方法の中に"洋楽を聞くこと"が取り上げられていました

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日経で「すき間時間」を徹底活用した英語勉強方法を紹介した記事の中で、英語のカリスマ講師安河内先生が、隙間時間に洋楽を教材して学習することを提案されてたので、その部分をご紹介いたします。

 洋楽を使った英語勉強の特徴にスマホを使って、いつでもどこでも好きな時間に勉強できることがメリットとしてあります。歩きながら音楽を聴いてリスニングする。カフェや電話などスマホの画面が見える場合は歌詞や歌詞和訳または本ブログで紹介しているような歌詞と和訳と英単語・英語表現を解説したウェブなどを見ながら聞くことができます。

「効果が高いのは、覚えたい内容を聴きながら、声に出して音読すること。英語なら例文を発音したり、洋楽を聴いて口ずさんだりするのもいい。机もペンも不要で、歩きながらできるので、すき間時間を活用できます」(安河内さん)

3 洋楽を聴く

聞きながら軽く口ずさんでみると、歌詞の内容がより頭に入り、発音の勉強にもなって一石二鳥。ちなみに現在韓国語を習っている安河内さんは、K-POPを口ずさみながら勉強しているそう

Source: 「すき間時間」を徹底活用 1日15分の上手な勉強法 :日本経済新聞

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日経に取り上げられていた英語国内勉強派の奥様の洋楽英語勉強

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日本経済新聞グローバル化が進み、英語を学ばなければならないビジネスパーソンが国内で自身が国内のみで英語力をアップさせた方法を紹介している記事の中で、一人の男性の方の奥様が洋楽を使って英語を勉強する方法を紹介していました。

英語の達人や多言語を話す人の英語勉強方法に共通するのは、リスニングから入るということです。言葉を覚えるスタートは『聞く』からはじめるのが良いのかもしれません。

音感がいい人には、妻の英語学習法が参考になるかもしれないとも助言する。徹底的に音から入るやり方だ。あらゆるジャンルの洋楽を聴き、発音や単語の意味を学ぶ。1年前に2人で海外に出かけたときには、彼女の方が流ちょうだったと話す。

Source: この夏こそ英語力アップ レベル別オススメ勉強法 :日本経済新聞

 

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Wyclef Jean - What Happened to Love ft. Lunch Money Lewis and The Knocks 歌詞和訳で覚える英語

久しぶりのWyclef Jeanワイクリフ・ジョン)の曲です。彼のSweetest Girlは今まで聞いた洋楽の中でトップ3に入ると思えるくらい好きです。

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英語の口真似がリスニング能力を高める - ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)日本代表 御立 尚資

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 「声に出して真似ることができる音は、聞きとれる」。このことは私も経験上、同じ実感を持っています。英語学習本『英語耳』を読んだ際に「発音できない音は聞き分けれない」という趣旨のことが書いてあったので、必死に発音記号(フォニックス)を覚え発音を覚えました。

これまた、自分の体験に即しての意見になってしまうが、「声に出して真似ることができる音は、聞きとれる」という観察事実がある。完全な発音ではなくとも、発音記号を見た上で、外国人の発音を真似ていると、単語個々のレベルでは、ある程度さまになる。こうなれば、聞く際にも、その単語は理解できる。  

個々の発音ができるようすると同時に、単語を音で覚えること文章を文頭から理解する訓練を必要があります。その能力を強化するのは「音読」や聞こえてきた音を真似して口にだす「復唱」だと考えます。いわゆる「シャドーイング」や「リピーティング」と呼ばれるものにあたるのかもしれません。

最近は、シャドーイングと称して、ネイティブの語り口を真似ていく学習法が紹介されるようになっている。これも実は同様の考え方で、口に出すことを習慣づけ、それを通じて、聞く力の向上にもつながる、という観点があるようだ。

なぜ「口真似」が効果的かというと、発音ができる音が増えて英語の音を聞き分けられることと、英語を口に出し構文を繰り返すことにより身体に英語の語順を叩き込むことによって、英語の語順で意味をとる力をつけられるからです。

問題は、単語が組み合わさって文章になってきた際だ。音がつながったり、ピッチ、トーン、アクセントそれぞれが英語的に流れたりしていくと、(たとえ、個々の単語の意味が分かっていて、聞き取れるとしても)一定以上のスピードになった瞬間についていけなくなる。この状況の打破にも、個々の単語の場合と同様に、口真似が非常に効果があるようだ。

日本ボスコンの社長になるような人でも英語学習のスタートは洋楽であるのは、親近感がわきます。

私の場合は、お恥ずかしい限りだがきちんとした英語学習ではなく、中学生時代のアマチュア無線と高校時代以降のバンド活動を通じての「英語の口真似」が、結果的にリスニング能力を高めてくれたようだ。

 海外のアマチュア無線家との会話というのは、実際のところ、決まり文句の組み合わせでほとんど終わってしまう。それでも最初のうちは、どう口に出せばよいか分からないので、基本的に、相手の発音と語り口の真似を繰り返すことになる。これは、耳慣らし・口慣らし両面で効果があった。

 「口真似」の良い点は、口慣らし(スピーキング)にも効果があることです。

 さらにしばらくしてから、当初はロック系、その後はR&B系のバンドで歌うようになった。昔のことなので、オリジナルではなく洋楽のコピーだ。ディープパープルのハイウェイスターを歌うには、相当なスピードで英語の歌詞をシャウトすることになる。

 オーティスレディングをコピーして歌うと、(文法的にはかなり崩れた表現のものも多々あるが)節回しの中で、英語独特のリズム感が少しずつ身についてくる。こうやって、歌う方から入っていくと、そのうち、少しずつ聞き取る能力も上がっていったような気がする。

 好きな歌を暗唱できるほどまで聞きこむ、口ずさむ。そうして暗唱できる曲をどんどん増やしていくと、英語の感覚が身体にしみこんでいきます。

今回ご紹介した話は、英語ではなく日本語で論理力を鍛えて、一石二鳥を狙う、とか、趣味を通じて、口真似から入ってリスニング能力も高める、といった具合で、「英語学習」を狭くとらえる向きからは、ひんしゅくを買うかもしれない。ただ、あまりがちがちに構えず、周辺から攻めることも考えた方が、効果も上がるし、何より楽しく学べるのではなかろうか。

 Source: 英語コミュニケーション力を高める2つの切り口:日経ビジネスオンライン

英語を使って何かを学ぶ - 洋楽の歌詞を理解するために英語を学ぶ - IGSの創業者/CEO

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Source: IGS - Institution for a Global Society株式会社 - 人と社会の成長を科学し、平和な未来を実現する

私の場合は英語を学んで洋楽の歌詞をもっと理解したいというモチベーションから英語の英語をスタートさせました。

洋楽を好きになり、その音楽やアーティストのことを知りたいがために英語を学んで、英語ができるようになった方が多くいます。こうした英語の学びは、英語力の取得を目的にしているのではなく、自分が興味を持っている世界を知りたいために、英語をその道具として利用しているのです。

Source: 10歳までに英語を勉強していないとハーバード大学合格は無理なの?:日経ビジネスオンライン

 洋楽の歌詞の意味を理解したり和訳をしたりしてだんだん歌詞が理解できるようになるともっと歌詞の意味の深い意味を知りたいと思い歌詞解説サイトを英語で読んだり、アーティストの英語版Wikipediaを読んだりYouTubeでインタビューを聞くようになりました。

 「英語を将来使わない」と思っている人が、英語を学んでも身につきません。しかし「英語を学ぶと自らの世界が広がる」と理解すれば、英語への取り組みが変わります。今の日本の英語教育は、「英語そのものを教える」という形。これでは英語は身につきません。しかし、あなたが「英語を使って世界を広げる」という姿勢で子供に英語を学ばせる環境をつくれば、子供はやる気を示し、英語言語力は高まります。英語を通じて学ぶ好きな世界も広がるのです。第二言語教育の権威、カリフォルニア大学サンディエゴ校の當作靖彦教授は、「英語を学ぶ」のではなく、「英語で情報学、世界の歴史、サイエンスなどを学ぶ」ことの重要性を訴えています。

 

ブリヂストンCEO兼会長 津谷正明氏も自身の英語学習に洋楽を取り入れていた

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日本経済新聞に社内の「英語公用化」を2013年から導入したブリヂストンのCEO兼会長の津谷正明さんの英語学習が紹介されており、その勉強法に中で洋楽を

海外での仕事に憧れて入社し英語が飛び交う部署で働いたという。わたしも海外

もう1つは、在日米軍向けに放送されていたFEN(1997年からAFNに変更)です。「ザ・ビートルズ」世代の洋楽好きで、英語を聞くことに対する抵抗はなかった。音楽のほかにも、ニュースやスポーツの中継があったので、オフタイムにはFENを流して、「何を言っているのか」を意識的に聞いた。これが生きた英語を聞く力につながったと思います。私の英語勉強の第一歩は、「聞く」ことから始めたと言えますね。